きつねの嫁入り  .

本日のご来場、誠に有難うございました。

 

 

先程、空は明るいのにザーっと雨が降りました。

あぁ、きつねちゃんの結婚式なんや…と思ったのですが、

ふと…なんで狐の嫁入りって言うんだろう…⁇⁇

 

狐の嫁入りと言われる由来

諸説あるでしょうが、少しご紹介します。

 

 

ある日、一人の村人が、山にいました

と、そこへ1匹の銀狐が出てきました
狐は美しい娘の姿になりました

そして、
「おとうが怪我をしているのです。怪我を治す薬を
ください。そうすれば、私の毛皮をさしあげます。」

それを聞いた村人は、こう思いました。
「ほう。毛皮か。あの狐娘の銀毛が手に入る。」

そして、薬を渡す日々が続くと、娘はこちらに
かけよってくるようになりました

そんな娘狐を見て村人は、
「ああ、毛皮をもらうのはやめよう。」
と思うのでした

ある日、薬を娘に渡すと、
「薬はもう十分だそうです。おとうが、
あなたにお礼を言いたいと言っています。
案内を頼まれているので、ついてきてください。」

そういうと娘は、山の奥の洞穴まで来ました

すると穴の中から父狐が出てきて、
「毎日薬をくださって、ありがとうございました。
おかげで怪我も治りました。」

といいました

すると、いきなり鉄砲の音がして、
父狐がうなり声をあげて倒れました

 

撃ったのは、別の村人です
後をついて来ていたのです

「こんなきれいな銀毛があるなら、
俺がいただくぞ。」

というと、父狐がさっきの声よりも
気味悪い声でうなりました

すると、鉄砲を撃った村人は、
父狐の体からあふれ出る血と、その
気味悪いうなり声にびっくりして、逃げ出しました

父狐は、
「最後にお前の花嫁姿が見たい。」
といいました

娘狐はさっそく着替え、父狐の前へ
行きました

父狐は、嫁入り姿を見ると静かに
死んでしまいました

そのとき、晴れている空から雨が
ふりだしました

 

 

うぅぅぅぅ…切ない(ToT) 。

もう一つ、ご紹介。

 

 

昔、ある村で長くに渡り雨が降らず、田畑が干上がり農作物が育ちませんでした。

困った村人たちは神に生け贄をさしだし、雨乞いをすることを計画します。

何を生け贄にする? 「狐にしよう」
どうやって捕まえる?「騙してやろう」

 

人間に化けるのが得意な、女狐がいました。

村一番、男前の若者が狐に近づき、自分の結婚を持ちかけます。

嫁入りに来たら、殺して生け贄にするという計画。

交流をしているうちに、二人は心を通わせるようになりました。そして狐は、若者の本当の目的に気が付く。

 

それでも狐は嫁入りを決意します。

若者のため、村のために生け贄となり、狐の流した涙が大粒の雨となって、村中に降り注いだのです…。

 

 

(ToT) これまた、切ない…。

 

坊や、よい子だ ねんねしな~🎶 と聞こえてきそうなお話を2つご紹介いたしました。

 

 

日本むかしばなし

クイズダービー

8時だよ!全員集合

これが子どもの頃の土曜日ラインナップでした。

 

日本むかしばなしみたいなアニメって今はないですよねぇ…。

今の子達はどうやってむかしばなしを知っていくんでしょう。

「おっかぁ、おら あんころもち くいてえ」とか

「長者どん」とか

「やまんば」とか

知らないんでしょうねぇ(;´∀`)オット、オバハンクサッ💦。

 

 

 

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