青函トンネル  .

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本日13日は、青函トンネル開業記念日だそうです。

 

 

1988(昭和63)年3月13日に青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業したことが由来となっています。

それと同時に青森と函館間を行き来していた青函連絡船が80年の歴史の幕を閉じることとなりました。
青函トンネルは全長53.85kmであり、全長の43%が海底、トンネル開通当初は世界最長のトンネルでした。

しばらくの間は世界最長でしたが、2010年10月にアルプス山脈を通るゴッタルドベーストンネルが開通したことによりその記録が破られることとなりました。
その後は北海道新幹線が開通したことにより、北海道と青森の行き来がより容易に出来るようになりました。

現在は新函館北斗駅までしか開通されていませんが、札幌まで開通する日が待ち遠しいですね。
ちなみに、新幹線が札幌まで到達するのは早くても2030年の予定となっているようです。

 

海底にトンネルを…なんてよく考えついたものだ思います。

 

 

1923年(大正12年):阿部覺治が「大函館論」の中で、青函トンネルの構想を記す。
1939年(昭和14年) – 1940年(昭和15年):桑原弥寿雄により、青函トンネルの構想が計画される。
1946年(昭和21年)4月:「津軽海峡連絡ずい道調査委員会」設置。地上部の地質調査開始。
1953年(昭和28年):漁船を使用した海底部の地質調査開始。
1954年(昭和29年)9月26日:青函航路(青函連絡船)洞爺丸事故が発生。青函トンネル建設計画が本格的に浮上。
1961年(昭和36年)
3月23日:建設開始。
月日不明:深海探査艇「くろしおII号」による海底調査を実施。
1963年(昭和38年)
2月11日:北海道側の期成会により、北海道松前郡福島町吉岡で着工式を実施。
10月18日:北海道側で試掘調査準備工事に着手。
1964年(昭和39年)
1月26日:北海道側の請負により、斜坑口掘削開始。
3月23日:日本鉄道建設公団発足。
4月22日:北海道側で調査工事起工式を実施。
5月8日:北海道側の吉岡斜坑(全長:12.3m)掘削開始(直轄)。
8月20日:本州側の期成会で鍬入式を実施。
10月26日:本州側で試掘調査準備に着手。
10月28日:本州側で工事用道路改修工事に着手。
11月20日:日本鉄道建設公団が青函建設局竜飛鉄道建設所を設置。
1965年(昭和40年)
1月7日:北海道側で先進ボーリング開始(334m)。
3月15日:本州側で坑口切取とその他工事に着手。
5月17日:北海道側で海岸線直下415m地点に到達。
8月9日:工事実施計画認可(調査)。
8月19日:本州側の請負により、斜坑口掘削開始。
1966年(昭和41年)
2月20日:本州側で掘削51m、覆工30m、りょう盤45m 終了する。
3月21日:本州側の竜飛斜坑(全長:51m)掘削開始(直轄)。
12月9日:本州側で先進ボーリング開始(443m)。
1967年(昭和42年)
2月23日:北海道側でトンネル掘進機の試験掘削終了。
3月4日:北海道側で斜坑底に到達(1,210m)。先進導坑(北海道側)掘削開始。
9月27日:本州側で海岸線直下815m地点に到達。
1968年(昭和43年)12月:北海道側の吉岡作業坑掘削開始。
1969年(昭和44年)2月13日:本州側の調査坑1,223m地点で異常出水(最大湧水量:11トン/分)。
1970年(昭和45年)
1月17日:本州側で斜坑底に到達(1,315m)。先進導坑(本州側)掘削開始。
7月13日:本州側の竜飛作業坑着手および掘削開始。
1971年(昭和46年)
9月28日:本工事着手。
11月14日:北海道側・本州側で本工事の起工式を実施。
1974年(昭和49年)
1月8日:吉岡作業坑3,509m付近で異常出水(最大湧水量:16トン/分)。
4月17日:三岳工区の斜坑底に到達。
5月10日:袰内工区の斜坑底に到達。
12月5日:竜飛作業坑3,692m付近で異常出水(最大湧水量:6トン/分)。
1975年(昭和50年)12月22日:算用師工区の斜坑底に到達。
1976年(昭和51年)5月6日:吉岡作業坑4,588m付近で異常出水(最大湧水量:70トン/分)。
1978年(昭和53年)10月4日:北海道側の陸上部(白符工区、三岳工区)が全て貫通。
1979年(昭和54年)9月:竜飛作業坑完成。
1980年(昭和55年)3月:吉岡作業坑完成。
1981年(昭和56年)7月3日:本州側の陸上部(算用師工区、袰内工区)が全て貫通。
1983年(昭和58年)1月27日:先進導坑貫通。
1985年(昭和60年)3月10日:本坑全貫通。
1987年(昭和62年)
4月1日:国鉄分割民営化に伴い、青函トンネル内の鉄道敷設部分を北海道旅客鉄道(JR北海道)が所有。
9月28日:DD51形ディーゼル機関車の牽引で、建築限界測定車のオヤ31形を含む7両編成の試験列車が青函トンネルを初めて走行。
10月21日:試運転電車が青函トンネルを初めて走行。
11月:青函トンネル完成。

 

………(;´Д`)スゴスギル…💦。

構想からなんと64年…(◎_◎;)

どれだけの人が携わり、どれだけの人の思いが込められていたのか…。

日本人ってやっぱり素晴らしい‼!!

 

 

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